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  • 執筆者の写真koro

本当に適当にSCP紹介 Part15 甲

 音楽仲間ですとかお絵かき仲間とか、そういう言い訳無しの純粋に友人と言える男の結婚式に御呼ばれし、行ってきました。いやぁ奥さん奇麗で羨ましい限り、ネタマシイワァ。


 お呼びしてくれた事は純粋に嬉しいですし、情けない話現金の手持ちが無かったのでお祝儀包むのにPS4やフィギュアを売却し資金を作成した事とかには一切の躊躇いも苦痛も無いのですが、ただ一つだけ、"写真を撮られる事" が溜まらなく苦痛でした。


(どの結婚式でもっていうか、普通の日々においてもね)


 多分意味わかんないと思います、きっと理解されないでしょう。肖像権とかそんなんじゃないです。美醜も関係ない(と思う)です。純粋に写真に映される事とそれを見るのが苦痛なのです。


「え、お前自分の演奏ビデオや写真撮ったり使ったりしてるジャン?」


 何て言うか、伝わるかな。演奏ビデオって必要じゃないですか。宣伝したり、自分で見直して勉強したり。意味あるじゃないですか。

 でも例えばその際に客席の写真や映像って要らないじゃないですか、ノッてるのかな?とか出演してたら肌でわかるじゃないですか。映す必要なんてないじゃないですか。強いて云うなら後ろ姿とか全体像とか?盛り上がってまっせ!みたいな映像なら?意味あると思うんです。

 本当に悪気なくカメラ向けてるのはわかるんですが、マジで苦痛です。

なんで、「写真撮りまーす」なんだよ。「写真撮って良いですかー?」なら、「自分勘弁して貰えませんか?」って言っても普通じゃないですか、前者に其れ言うと「え?何で?どしたん?一緒に映るの嫌なん?」(←詰み)が来るんですよ。「そうだよ」って言った瞬間空気死ぬやないですか。で、我慢して映るンですが、まぁしかめっ面なんですよ。そこでまた思い出ぶち壊しですよ。くけけけけけけ。学生の頃から本当に苦しんでるけど誰も助けちゃくれんのです。こういう言い訳口頭でしても笑い話にしか聞こえんのです。チクショー。


 こう、セクハラやパワハラの様な弱者を虐める文化って現代の高度な文明には 似合わしくないとして排斥されてきました。ビバ弱者の救済!

 ついでに、この写真に写りたくない病の患者も救って頂けませんでしょうか…。


(社会に出たら大変(必要)だよとかいう糞みたいな説得はもう沢山)



 あるモチーフに仮想の意味を肉付けし、架空の都市伝説にでっち上げた物語群をSCPと云う様です。これは様々な人々が様々なモチーフを見つけては各々が物語を創作しており、纏めているサイトには4000近い物語が収録されていました。

 まずは、その中で最もメジャーで最も古い作品をご紹介しましょう。


"SCP-173 "

 それはコンクリートと鉄筋で構成されており、生きている。それは常に施錠されたコンテナに保管されており、そこへ入室する場合は必ず3人以上でなければならない。

 入室した者の内2名は常にそれを注視する必要があり、瞬きをする場合はお互い宣言しなければならない。それは注視されている間は動くことはできないが、視線がそれた場合攻撃を行うからである。


 何だか聞いた覚えがある設定ですね。クラシックな物語という事は、これをモチーフに色々な物語が制作されているのかも知れません。

(モチーフとなった写真は 加藤泉さんの 「無題2004」 というモノです、検索したら見れるよ!)


何だかディープな世界ですが、SCP-1730を題材にした動画に拙作の" Battle#1 死霊達の誘う声 " を使用して頂けました!


此方の動画は事件後のログを追うスタイルの物語で、不気味で奇妙な雰囲気が素晴らしいです。起きた現象も理解しがたく、ストーカーのアノーマリーみたいな印象でした。


 ワタクシこの動画を視聴し、SCPに興味が湧きました。とても有難い出会いでした。

是非他の皆様にも奇妙で素敵な物語を体験してもらいたいです。


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